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本格始動に先駆け、プリペイド携帯の本人確認
今春からプリペイド携帯電話の利用者確認が強化される。本格対応に先駆け、悪用の疑いがある番号についてキャリアが本人確認を実施。TCAがその結果を公表した。
電気通信事業者協会(TCA)は3月29日、犯罪利用の疑いがあるプリペイド携帯の本人確認を行った結果を公表した。
プリペイド携帯電話の本人確認は、今春を目処に携帯4キャリアが既存販売分も含めた全ての番号について本人確認の強化を行うとしている(2004年11月の記事参照)。
各キャリアは本人確認強化を前に、各種地方自治体の依頼を受けて犯罪利用の恐れがあるプリペイド携帯の契約者確認を実施。消費者センターに苦情が寄せられたプリペイド携帯電話番号についてキャリアが確認した結果をTCAが公表した。
契約者確認を行った189件の番号のうち、既に解約済みの番号は158件。キャリアが利用停止措置を行った番号も27件あった。
項目 | 件数 |
---|---|
本人確認を行ったプリペイド式携帯電話番号 | 189件 |
既に解約済みだった番号 | 158件 |
利用停止を実施した番号 | 27件 |
契約者情報の届け出があった番号 | 4件 |
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