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京セラの無線技術「iBurst」、南アフリカで商用化
京セラの無線技術「iBurst」が、南アフリカ共和国で商用化される。2004年3月にオーストラリアで商用サービスが開始されたのに続き、2国目。
京セラが基地局と端末の開発を手がける無線技術「iBurst」(2004年12月20日の記事参照)が、南アフリカ共和国で商用化される。
ヨハネスブルグ、プレトリア、ケープタウン、ダーバンで、4月1日からサービスが開始される予定。2004年3月にオーストラリアで商用サービスが開始されたのに続き、2国目となる。
京セラは南アフリカの通信事業者Wireless Business Solutionsに、基地局50台、端末2万台を出荷する。Wireless Business Solutionsは開業後3年で、10万件の加入獲得を目標にしているという。
iBurstは、下り最大1Mbpsのデータ通信を実現する無線技術。1基地局がカバーするエリア内の総伝送容量は、最大約24Mbpsとなる。国内では、スループット特性などを評価するための実証実験を行うにとどまっている(2004年12月20日の記事参照)。
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