荒れたランキング〜「W22SA」「V603SH」が首位陥落:携帯販売ランキング(4月4日〜4月10日)
「ランキングに春の嵐」か? 新機種はリリースされていないが、各キャリアのランキングは思いのほか変動した。auとボーダフォンの首位が交代している。
先週も新機種がリリースされず、ランキングの顔ぶれはさほど変わらないまま。しかし「ランキングに春の嵐」なのかどうなのか、各キャリアの順位は思いのほか変動した。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
ドコモは、相変わらず「N900iS」(右写真)が強い。1月28日のランキングで首位に立って以来、ずっとトップの座をキープしている。2位の「P901i」と3位の「N901iC」も上位に安定してから長いが、1位をおびやかせずにいるといった状況。N900iSがいつその座から陥落するか気になるところだ。
以下は、いつもの顔ぶれといったところ。“らくらくホン”の「F672i」と“FOMA版らくらくホン”の「F880iES」がランクインしているほか、506i/iSシリーズが中位を固める。700iシリーズの「P700i」は先週から1つ順位を下げたが、10位に踏みとどまった。
auランキングは異変があった。「W22SA」が首位から陥落している。同機種は3月11日のランキングでトップに立って以来1位が続いていたが、今週に入って急上昇したソニー・エリクソンのジョグダイヤル搭載端末「A1404S」(左写真)に追い落とされることになった。ちなみにA1404Sは5位からのジャンプアップ。
以下は、さほど目だった動きはない。「W21シリーズ」が3機種、「W22シリーズ」が2機種ランクインしているが、WIN端末ではない「A140x」系や「A550x」系の機種もランキングに入っている。
ツーカーは、先週とほぼまったく変わらないランキング。1位〜9位が先週と同じで、特筆すべき点はない。トップは相変わらず「ツーカーS」(右写真)になっている。
ツーカーSが初めて首位になったのは2004年11月のこと(12月3日の記事参照)。それから4月にいたるまで、切れ目なく首位を取り続けている。一種の「連続首位記録」であり、しばらくはこの記録が途切れなさそうだ。
ボーダフォンは、上位に変化があった。これまで強さを見せていた「V603SH」がにわかに失速。かわって同じ「V603」世代の「V603T」(左写真)がトップに立った。
V603SHは、3月7日のランキングで初めて首位を獲得した。それから1カ月間、トップを守ってきたが、ここにきて王座を明け渡した。ランキングではほかに、先週7位と不調だった「V602SH」が2位にまで回復しているのも目立つ。
今週、ようやく新機種「W31S」がリリースになった。ITmedia読者の注目は高かったが、高い販売成績を挙げられるか注目だ。
関連記事
- 「どの世代」の端末が売れ筋か?(3月28日〜4月3日)
新機種ラッシュが終わり、このところ販売ランキングは安定気味。少し趣向を変えて、各キャリアで「どの世代」の端末が売れているか見ていこう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.