KDDIは4月27日、国際ローミングサービス「GLOBAL PASSPORT」の提供先をメキシコに拡大すると発表した。同国オペレータのIUSACELL S. A. DE C. V.との提携で実現した。
メキシコシティ、カンクン、アカプルコなどの主要都市を含むメキシコ中央部がサービスエリアとなる。ただし米国国境に近いティファーナや、モンテレーなど一部の都市は「A5505SA」でのみ利用可能となる。
なおパケット通信は行えず、音声通話を中心としたサービス提供となる。メキシコ国内から日本へ電話した場合、230円/分の通話料金がかかる。またメキシコ内で着信した場合、180円/分の料金がかかる。
GLOBAL PASSPORTのサービス提供先は、中国、韓国、米国など16の国と地域となった。欧州でのローミングは実現できていないが、KDDIは「日本人海外渡航先の76%をカバーする」としている。
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