多彩な通信機能の902T、まずはBluetoothを使ってみた:短期集中ロードテスト「902T」 No.1
ボーダフォンといえば、3Gのほぼ全機種がBluetoothに対応していることが特徴。中でも最新の「902T」は、複数のプロファイルに対応していて、使いがいがありそうなのだ。
ボーダフォン3Gの最新端末「Vodafone 902T」は、使い勝手の改善で注目が集めている。しかしハイエンドの900番台だけあって極めて多機能な点も見逃せない。まずはこのために902Tを買った──、といえなくもないBluetoothを使ってみよう。
902TでBluetoothを活用するには、当然だがBluetoothデバイスの準備が必須。車での移動が多い筆者の場合ヘッドセットは当然のこととして、PCとの組合せによるデータ交換や緊急時のインターネット接続にも使ってみたい。SDスロットを備える902Tならデータ交換はSDカード経由でもいいが、それはそれ。筆者はワイヤレスという響きに弱いのだ。
手持ちのPC用USB Bluetoothアダプタはもう3年くらい前の製品。プロファイルのOPP(Object Push)にすら対応しておらず、902TのBluetooth機能のすべてを活用できそうにない。
そこで近場のヨドバシカメラ川崎店に出向き、ハギワラシスコム製のUSB Bluetoothアダプタ「HNT-UB03」を購入(2月8日の記事参照)。Bluetooth v1.2準拠の製品で、OPPはもちろん、BIP(Basic Image)やHID(Human Interface)にも対応している。これなら902TのBluetooth機能をフルに使えそうだ。
ついでに携帯電話売り場に立ち寄ると、ボーダフォン純正の真っ赤なUSBケーブルも販売されていたので、ついフラフラとゲットした。902TはUSBケーブルでの充電もサポートしているのだが、手持ちのFOMA用USBケーブル(W-CDMAなのでコネクタは共通)では充電できなかったので、買わなければと思っていたのだ。
ずいぶん昔に10万以上したUSRrobotics Courierモデムを見つけた瞬間に買ってみたり、ZyxelのISDN TA/モデムを見つけて、いきなり3台(計20万オーバー)買い込んだ頃を思えば、私もずいぶん可愛くなったものだと思う、うん。
次回は、アダプターと902Tの間でBluetooth通信をやってみます。
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読者のニーズが機種を決定
なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。
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