NTTドコモは7月6日、FOMA交換機の設定誤りでショートメッセージサービス(SMS)の料金を誤って請求したと発表した。送信料金の返還を行う。
SMS受信者が解約、利用休止を行い連絡先番号案内サービスを設定していた場合など、受信不可能なため「送信を受け付けない」よう設定すべきだったところを、送信を受け付けていた。これに伴い送信料金が発生した。2001年5月30日から2005年2月18日にかけての通信が対象で、全国のユーザーに影響があった。
利用記録が残っているユーザーは、記録に基づき通信料を返還する。2004年11月6日以前は利用記録が保存されていないため、一定期間の利用記録から推計した金額を返還するという。
金額は、2005年7月請求分から減算して返還する。利用状況が確認できていないユーザーの料金は、申し出があれば状況を確認でき次第返還に応じるという。
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