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イー・アクセス、携帯端末開発でインテルと協力
イー・アクセスは携帯電話の端末開発で、インテルと協力すると発表した。Intel XScaleマイクロアーキテクチャに基づくプロセッサを搭載した端末を検討する。
イー・アクセスとインテルは、イー・アクセスが参入を計画しているW-CDMA携帯電話の端末開発で協力すると発表した。Intel XScaleマイクロアーキテクチャ(2002年2月12日の記事参照)に基づくプロセッサを搭載した端末を検討する。
Intel XScaleアーキテクチャに基づく汎用プロセッサや汎用OSなどを採用することで、オープンプラットホームを目指す。「ユーザーは、自分の利用したいアプリケーションを容易にインストールすることが可能」(イー・アクセス)。特定のアプリケーションやハードウェアを端末をまたがって使えるため、ソフトウェア・ベンダーや端末メーカーが開発コストを抑えられるという。
なお、イー・アクセスの携帯サービスの全機種がIntel XScaleアーキテクチャを採用するかどうかは不明。「そもそもイー・モバイルブランドで出すものと、そうでないものがある。検証してよいものだと分かれば端末メーカーに“推奨”することになるだろうが、現状ではどうなるかは未定」(イー・アクセス広報)
Intel XScale マイクロアーキテクチャは低消費電力、高性能を指向しており、携帯電話などのモバイル機器向けに開発された技術。
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