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ドコモ、愛知万博で着脱式ICチップ端末を使った実証実験
NTTドコモは、着脱式ICチップ搭載端末を使った実証実験を愛知万博で実施する。会場内の写真展で、コンテンツ再生や電子チケットサービスを体験できる。
NTTとNTTドコモは愛知万博で、着脱式ICチップ搭載端末を使った実証実験を実施する。実験は7月29日、30日の両日に長久手会場ロータリー館 ロータリーホールBホールで実施され、NTTコミュニケーションズの企画のもと、NTT、NTTドコモ、ぴあが参加する。
使われる端末は、「3月に参考出展した『P900i』ベースの端末(3月2日の記事参照)とほぼ同等」(ドコモ)。ISO/IEC 14443 TypeBのICチップがminiSDカードに内蔵される着脱式で、TypeB-ICチップ対応携帯電話と組み合わせて利用する。
実証実験はNTTコムが開催する写真展で実施。試験端末は100台用意する。来場者に試験端末を貸し出し、電子チケットサービスやコンテンツ再生サービスなどを体験してもらうという。
「写真展の中に携帯をかざすスポットがあり、携帯をかざすとムービーが流れる。実験で使い勝手やUIなどに関する意見を募る」(ドコモ)
携帯電話へのTypeB ICカード搭載については「広い視野を持った上でのビジネスチャンスの一環として検討している」(ドコモ)というスタンスだとしている。
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