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ドコモ、タイで携帯決済サービスの合弁会社設立
公共料金や店舗での買い物、自販機での支払いを携帯電話を使って行うサービスがタイで始まる。SMSと音声自動応答システムを利用する。
NTTドコモは8月5日、タイ最大手の携帯電話事業者Advanced Info Service Public Company Limited(AIS)と、モバイルペイメントサービスの合弁会社ADVANCED MPAY COMPANY LIMITED (mPAY)を設立し、事業を開始したと発表した。
以下の利用シーンで、携帯電話を利用した決済サービスを提供する。
- 店舗での買い物の支払い
- 公共料金(電気、ガス、水道、電話)の支払い
- PCオンラインショッピングでの支払い
- 自動販売機での支払い
- AISプリペイド携帯電話のリチャージ
支払い方法は、SMSと音声自動応答システムを利用する。支払い時に、店舗側がユーザーに決済実施用電話番号を伝え、ユーザーはその電話番号に電話をかけて決済方法を指定する。決済には、電子マネー、クレジットカード、デビットカードが選べる。決済実施用電話番号は、店舗がmPAYとSMSのやりとりで受け取る。
ドコモはmPAYに3億1500万バーツ(約8億5000万円)の出資を行った。mPay株式の持分比率は、AISが70%、ドコモが30%となる。
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