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ドコモ、災害伝言板の体験サービスを実施
NTTドコモは防災週間に合わせ、iモード災害用伝言板サービスの無料体験サービスを実施する。日本語版だけでなく、英語版でも体験利用が可能だ。
NTTドコモは8月19日、災害時に設置される「iモード災害用伝言板サービス」の無料体験サービスを実施することを発表した。防災週間に合わせ、8月23日9時から9月5日17時まで実施され、日本語版、英語版の両方が利用できる。メッセージの登録・確認ともに全国で利用可能。
災害伝言版は震度6以上の災害が発生した場合にiメニューのトップページに表示され、メッセージを登録することで友人や家族が安否を確認できるサービス。ドコモのほか、KDDIおよびツーカー、ボーダフォンでも同様のサービスを提供している。
NTTドコモでは、2004年1月に初めてiモード災害用伝言板サービスを設置。徐々に利用数は伸びてきている。直近では、 8月16日に宮城県沖で地震が発生したときに、16日11時54分から19日14時まで設置された。19日0時の時点で、登録者数4万9124人、登録されたメッセージが6万6514件、確認されたメッセージが5万3152件となっている。
iモード災害用伝言板サービスの利用状況。2004年10月の新潟県中越地震では多くの人に利用された
体験サービスの利用手順は、「iMenu」→「お知らせ&ヘルプ」→「災害用伝言板体験サービス」→「体験サービスへ」(日本語版)、「英語版はコチラ」(英語版)から。
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