300万画素ケータイ「W31CA」の威力を試してみた:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/4 ページ)
W21CAのカメラが高画質なことからも分かるように、カシオ計算機製のカメラは期待できる。300万画素カメラを搭載したW31CAは、はたして?
秋ということで秋刀魚を。ちょっと台所の照明の関係で一部暗くなってしまったが、室内でのクオリティを見るということで。
縦撮りと横撮りで変わる操作体系
W31CAの画質がかなりよかったので、つい作例を多く並べてしまった。最後に、使い勝手をチェックしよう。
W31CAは端末を開いて撮るときと、ディスプレイ部をひっくり返して横向きに持って撮るときとで、ガラリとインタフェースを変えている。開いて撮るときは、縦長画面に合わせたメニューが表示される。
カメラボタンはないが、センターキーでメニューを出すとフォトモードが中央にあるので、もう一度センターキーを押すだけでカメラモードになる。この状態で撮るときは、たくさんのキーに割り当てられているショートカットを駆使できるのでライトのオン/オフやマクロのオン/オフ、ベストショットのオン/オフなどを即座に行える。この点はとてもいい。
横向きで撮るときは、メニューも横向きで表示される。こちらもなかなか見やすい。ただ、側面の「半押し機能付きシャッター」を含む5つのボタンですべてを操作する必要があり、この点は少し面倒にも感じた。よく使うマクロやライトのオン/オフは、メニューの頭のほうに配置するなど工夫がほしかった。
実をいうと、ユーザーインタフェースや機能はW21CAから大して変わってない。一番違うのはメール添付できる容量が500Kバイトに上がったことだろうか。これにより、相当大きいファイルサイズの画像も送れるようになっている。
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240×400モードだとこんな感じ。引いた絵では単なる木の写真だったが、デジタルズームを目いっぱいかけたらセミが撮れました……と、こういうのはけっこう楽しい。300万画素で撮る、撮らないに関わらず、やはりW31CAの高画素は便利といったところだろうか。
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