デザインも、ひと味違う──新生ウィルコムの音声端末(2/2 ページ)
ウィルコムが秋・冬モデルとして発表した新音声端末群は、これまでのPHSとはデザインもひと味違う。こだわりのポイントを聞いた。
シャツの胸ポケにジャストフィット──「WX310J」
Java対応、フルブラウザやPCドキュメントビューワーの搭載に加え、セキュリティ用途だけでなく方向キーとしても機能する指紋認証センサー、内線電話として使えるオフィスモードへの対応など、ビジネスニーズを意識して開発されたストレート型の「WX310J」(9月27日の記事参照)。「1枚の板の中にフル機能が収まる、シンプルな形を目指した」と重松氏は話す。
注目なのはそのサイズ。119ミリという縦の長さは「ワイシャツやスーツのポケットにすっきり収まり、出し入れしやすいサイズ」なのだという。
ビジネスウーマンにも使ってほしいということで、べーシックなシルバーのほかにヴィヴィッドなレッドもラインアップしている。
フルブラウザ端末の固いイメージを払拭──「WX300K」
初代フルブラウザ端末のAH-K3001Vから、デザイン的にあまり変わっていないように見える「WX300K」(9月27日の記事参照)。新モデルではボディカラーに柔らかめの色を採用、より幅広いユーザーにアピールしたい考えだ。
「これまでフルブラウザのPHSは、『難しそう』というイメージがあった。音声定額が可能になったこともあり、携帯電話を既に持っている人にも便利なツールとして気軽に使ってほしいと思っている。これまでリーチできていなかった女性や年配の人にも手に取ってもらえるような色を選んだ」(重松氏)
ボディカラーはペールシルバーとペールオークルの2色をラインアップ。ペールシルバーは偏光パールで青みがかったシルバーに、ペールオークルは、ゴールドパールをまぶして華やかに仕上げたという。
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