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ユニークで便利。携帯電話をとりまくアイテム・サービス韓国携帯事情(1/2 ページ)

携帯電話にビニールのカバー、地下鉄内に携帯の充電サービス……。日本とはちょっと異なる、韓国内の携帯アイテム・サービスを紹介しよう。

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 韓国の街を歩いていると、さまざまな携帯電話アクセサリや周辺機器、充電サービスなどを見かける。替えのバッテリーを持ち歩く人もいるほど携帯電話が多く使われている韓国では、アクセサリや周辺機器にこだわったり、充電サービスを活用している人が多い。日本とはちょっと違った、韓国の携帯周りの事情に迫ってみよう。

携帯電話の持ち歩きスタイルに見るアクセサリ

 携帯電話を首からストラップで社員証のように提げるスタイルは、韓国に来た人なら一度は見たことのある光景だろう。それに加え最近ではハンズフリーイヤフォンを利用している人も増えた。マイクに向かって一人で話している姿は一見、独り言を言っているようにも見えるが、両手が開くという便利さからか、中年の男性から若い女性まで幅広く使われている。

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 韓国は中古携帯電話市場があるためか、端末をきれいな状態で保とうと携帯電話にカバーをしている人が多い。カバーの多くは透明のビニールタイプで、価格は3000〜5000ウォン(約300〜500円)程度。携帯電話ショップや街の屋台などで手に入る。折りたたみやスライド、リボルバータイプなど、さまざまな形状の端末があるにも関わらず、カバーの形状もそれに合わせて常に最新機種に対応。特に屋台では、店の人に携帯電話を見せるだけで最適のカバーを推薦してくれる。

 また、女性の間で少しずつ人気を集めているのが、携帯電話の画面に貼り付けるシートだ。見た目は日本でも売られているような、周囲から画面を見えなくするシートと同じだが、利用する目的は液晶を鏡代わりにするというもの。画面の大きさに合わせてさまざまな種類が出ており、主にスライドタイプ対応のものが多い。

 ちなみに日本の女子高生に代表されるように、本体にプリクラを直接貼ったり「デコ電」のように大量のシールを貼り付けたりして飾る文化はなく、キーホルダーやカバーで本体周辺を飾るのが韓国スタイルのようだ。

携帯電話の透明カバーやアクセサリを専門に扱う屋台(左)。取り扱う透明カバーの型番を示した機種対応表もある透明カバーをかぶせたところ(右)。ボタンにカバーがかかるので、やや押しにくくはなるものの、これで本体をきれいに保てる

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