KDDIと東京電力は10月13日、東電子会社のパワードコムを来年1月をめどに吸収合併することで最終合意したと発表した。「NTTグループに対応しうる企業グループを形成する」とプレスリリースでうたっている。
KDDIは株式交換でパワードコム株を100%取得する。合併比率はKDDIが1に対し、パワードコムが0.0320。パワードコムが保有する、ドリーム・トレイン・インターネットや、フュージョン・コミュニケージョンズ、ファミリーネット・ジャパンなどの子会社株式は、東京電力または第三者に譲渡する予定。
合併と併せて、東電とKDDIは年内を目処に業務提携も行い、両社の光ファイバー網を相互接続する。
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