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KDDIが仕上げた「ワンセグ」端末、その使い勝手は(2/2 ページ)
KDDIがいち早く、「世界初」をうたうワンセグ対応携帯をお披露目した。発表会場で「W33SA」を利用し、ワンセグの試験番組を実際に視聴してみた。
テレビ操作中は、決定キーを押すことで番組表に手軽にアクセスできる。右ソフトキーを押せば各種メニューの設定画面を開くことができ、ここから録画や字幕表示設定、EZテレビでもおなじみの「聴かせて検索」(6月22日の記事参照)などを行える。
この“字幕対応”はワンセグならではのポイントの1つで、「音が鳴らせない電車などの中で、イヤフォンをつけるのも面倒……というときに便利だ」(KDDI)。番組が対応していれば、画面に登場する人物のセリフがきちんとテキストで表示される。
面白いのは録画。ワンセグでは放送波をTS(トランスポートストリーム)として丸ごと端末内のメモリに録画できる。つまりデジタル放送の部分も録画可能で、番組内で「視聴者投票」といった参加型の取り組みを行っていれば、その部分も保存できる。しかし、「そうした投票は時間がたてば締め切るようになっているだろうから、録画番組で投票しても通信できないだろう」(説明員)。もちろん、単なるリンクなどであれば録画番組からでもジャンプできるようだ。
*初出時「縮小を選べば圧縮して録画可能」と記載しましたが、「標準」「縮小」は静止画キャプチャを画像保存する際のサイズ指定でした。訂正します
このほか、EZテレビとEZチャンネルとのシームレスな連携も図られている。テレビ番組を切り替えていくと、その先に同社の番組配信サービス「EZチャンネル」が表示される仕掛け。また番組は随時「EZナビウォーク」と連動させる予定で、番組で紹介された店舗をEZナビウォークで指定して、そのままユーザーを誘導……といった仕組みも考えているとした。
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