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結果発表・携帯料金、何をどのくらい安くすべき?+D Voice(1/2 ページ)

携帯料金の“理想と現実”には、かなりの差があるようだ。どのキャリアが安いイメージを持たれているか、どのサービスが好評か……などの結果も公開しよう。

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 携帯キャリアは、携帯料金を安くすべく努力を重ねている。それでも、実際にユーザーがこうあってほしいと望む料金とは、まだまだ開きがあるようだ。

 ITmediaでは先日、携帯料金で「何をどのくらい安くすべきなのか」アンケート調査を行った(12月12日の記事参照)。併せて、安いイメージを持たれている携帯キャリアや、ユーザーが評価する定額・割引サービスなどの結果も出たので公開しよう。

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理想は「4500円」現実は「7600円」

 早速、ユーザーが毎月の携帯料金をどのくらいにしたいと考えているのか、そして実際にはどのくらいを支払っているのか、「理想と現実」のギャップを見てみよう。

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 結果は上グラフのとおり。現状支払っている額では「7000円〜9999円」のところに一番大きな山(29.7%)がくるのに対し、“どのくらいにしたいか”では「3000円〜4999円」のところに一番の山(35.6%)がくる。平均値でみると、前者は7631円、後者は4509円と、実に3000円以上の開きがあった。

 年齢別に見ると、「1万円〜1万9999円」と回答したユーザーの中で20代の割合が有意に(*統計上、偶然とは考えられないほど)多かった。また「3000円〜4999円」と回答したユーザーの中では逆に、30代以上のユーザーの割合が有意に多かった。年齢が上がるにつれて、より多くのユーザーが携帯料金を安く抑えている状況が浮かび上がってくる。

*本稿での有意とは、いずれも1%有意

 分析を進めると、さらに興味深いデータが出た。“どれくらい払っているか”の項目をキャリア別に見ると、明らかにドコモとauのユーザーが多く支払っているのだ。

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 上グラフは、キャリア別にユーザーの支払額を集計したもの。ドコモとauでは赤色の「7000〜9999円」が最も多いのに比べ、ボーダフォンとウィルコム、ツーカーでは水色の「3000〜4999円」が最も多い。グラフにはキャリアごとの“支払い平均値”も書き込んであるが、ドコモが8432円、auが8211円なのに対しボーダフォンは7415円、ウィルコムとツーカーはそれぞれ6563円、6278円と明らかに低い。

 「ドコモ/auだから高くなった」のか、「高い料金を支払うユーザーがドコモ/auを選択している」のか、因果関係までは分からないとはいえ、ここまではっきり差が出たことは面白い。

某キャリアが圧勝した「安さイメージ勝負」

 「どのキャリアが安いと思うか」のイメージ調査では、意外にもあるキャリアが半数近くの圧倒的な支持を集めた。

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