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写真で解説する「N702iD」(2/2 ページ)
極限まで無駄をそぎ落としたとうたう、フラットなデザイン。N702iDは、背面ディスプレイやヒンジにこだわった独特のフォルムだ。
フラット&スクエアなフォルムを実現するため、出っ張りの少ない“T字型ヒンジ”を採用した。これにより、折りたたみの上側の端がきれいな四角になっている。「多くの端末と、折りたたみ上側と下側の関係が逆になっている。“逆ヒンジ”といえる」
ダイヤルキーのバックライトに鉱物原料の「無機EL」を採用した点も特徴。ムラのないはっきりとした表示が可能で「均一に全面が光っている」(説明員)。これにより高い視認性を実現するとうたっている。
オリジナルフォント「サムライ702」を搭載した点も特徴だ。通話する際にダイヤルキーを押すと、ディスプレイの数字がオリジナルフォントであることが印象的。このフォントはカレンダー表示や、通信時の処理画面などにも表示される。ただし通常のフォントも用意しているほか、メニュー画面の深い階層の表示などは通常フォントで行うという。ちなみに、内蔵ソフトウェアは701iと同様とのことだった。
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