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端末内データをネットにバックアップ──「Vodafone Address Book」
ボーダフォンは、3G向けの新サービス「Vodafone Address Book」を発表した。端末内のアドレス帳を簡単操作でネットにバックアップできるもので、SyncMLプロトコルによるデータ同期を実現した。
ボーダフォンは、3G向けの新サービス「Vodafone Address Book」を発表した。端末内の電話帳データを専用ネットワークサーバにバックアップしたり端末に書き戻したりする機能を提供するもので、3月中旬以降のサービスインを予定している。月額利用料金は105円で、当初の対応機種は「904T」。
電話帳データのバックアップや読み込みは、携帯電話のメニュー操作で行える。端末とサーバ間のやりとりのほか、PCを使ったデータ編集やPC内にある電話帳データをサーバにアップロードする機能、電話帳に登録した誕生日情報に基づいてリマインドメールを送る機能なども提供する。
対応するシンク方式は、更新された電話帳データのみを相互に交換する「通常同期」のほか、本体片方向同期、サーバへバックアップ、サーバ片方向同期、サーバから読み込みの5種類。
なおVodafone Address BookはCSKシステムズ製のシステム採用しており、インテリシンクのSyncサーバを使ったSyncMLプロトコルによるサービスだという(11月16日の記事参照)。
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