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写真で解説する「W41CA」(2/2 ページ)

「W31CA」の形状や特徴を残しながら、実は大幅にスリム化した「W41CA」。厚みは6ミリ、重さは17グラムも減少。赤外線やFeliCa、FMラジオなど、カシオ初の機能も満載だ。

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写真でチェックする「W41CA」

 W41CAを右側面から。基本的なデザインはW31CAなどを踏襲しているが、実はサイズが大きく違う。一回り小さくなっているのだ。厚みは、28ミリから22ミリに。幅は51ミリから49ミリに。重さは143グラムから126グラムへと、全体的なスリム化に成功した。特に幅が50ミリを切ったことで、女性の手にも持ちやすくなっている。

 右側面には、カメラ撮影時にフォーカスロックが可能な2段押しのシャッターボタンや、左右キーなどが並ぶ。イヤフォンマイク端子もこちら側に付く。

 開くとこのような形。サイズは小さくなっているが、2.6インチのワイド液晶はW31CAから踏襲している。240×400ピクセルというQVGAよりも縦に長い液晶だ。

 ヒンジは回転2軸構造を取っており、カメラ利用時には、メイン液晶をファインダーとして、デジカメのようなスタイルで撮影が可能になっている。

 こちらは左側面。金色の部分は、クレードルとの接続端子だ。前機種よりも接点が小型化された。その右に見えるのは充電端子。後述するが、アンテナ位置の変更により充電端子は側面に移された。

 液晶部分の側面には2つのキーが新たに配された。これは、十字キーの上下キーに相当する。回転2軸ヒンジを反転させて、液晶を正面に向けて閉じたときに、ちょうど右側面に配される。すると、右側面のボタンだけで、上下左右キー、決定キー、クリアキーがそろう。音楽再生時には、上下左右キーで音量調節や曲間移動が可能となる。

 ダイヤルキー部分も見てみよう。「EZ」キーにAFロックが割り当てられていたり、[#]キーにライトが割り当てられ、長押しで撮影用ライトが点灯するあたりも従来通り。

 新しいのは[*]ボタンにマクロが割り当てられたことと、[0]キーに「HOTキー」機能が割り当てられたこと。HOTキーは、長押しすることで設定した相手へ電話をかけたり、ブザーを鳴らすことができる。

 もう1つ。実は通話用マイクは[0]キーの下にはなく、ヒンジ部近く、「アプリ」キーの上に付いている。これにより液晶面を表に向けて閉じていた場合でも、そのまま通話することが可能になっている。ちなみに、通常のマイクがある位置にもくぼみがあるが、これはカザリ。

 右側面のアップ。ここで見てほしいのは、波打ったキーだ。タイル状の、大きなキーを搭載したのに加え、キーボード面を波状としたことで、押し間違いをなくす工夫をしている。ドコモの「premini」と似た工夫だ(2004年5月14日の記事参照)

 こちらはヒンジ部のアップ。W31CAまではこの部分に通信用アンテナが内蔵されていたため、少々飛び出していたが、W41CAでは位置が移動し、スリムになっている。

 miniSDスロットはここに用意されている。ちょうど、カメラの後ろ側に差し込む形で、スペースの取り方に苦労したことが伺える。さらに、スロットの脇には赤外線通信ポートも備えた。端末を開けた状態で前を向くため、テレビのリモコン代わりに使うときなどには、便利だろう。

 最後に後端部。通信アンテナはここに移動され、すっきりと収まっている。同時に、ストラップホールも付けられた。

 電池パックカバーの上に見えるのは、FeliCaのマーク。おサイフケータイとしては、ここをリーダー/ライターに当てて使うことになる。ゴム状の衝撃吸収材も後端近くと、カメラの周りに取り付けてあり、FeliCa利用時も安心だ。

 画面やメニュー構成についても一言付け加えておきたい。待受画面からは、上キーでカレンダーが直接起動するようになった。また、赤外線通信機能の搭載にあたり、待受画面の左ソフトキーで、簡単に赤外線受信モードに切り替えられる。こうしたユーザーインタフェースの練り込みはカシオの得意とする点であり、W41CAでも細かな点まで作り込みがなされている。

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