NVIDIAは2月13日、同社製のグラフィックスチップ「GoForce 4000ハンドヘルドGPU」が、au向け京セラ製端末「A5515K」に採用されたと発表した。
A5515Kは2005年11月に発売された1X端末。オートフォーカス付きの323万画素CCDカメラを搭載するなど、1Xながら高機能なマルチメディア機能が特徴となっている。
GoForce 4000は、NVIDIAが買収したMediaQのMQ9000をベースとしたグラフィックスチップ。ハードウェアによるJPEG/MPEGのエンコード/デコード機能を搭載しており、CIF品質のビデオ録画/再生が可能になっている。またnPowerという低消費電力技術により、従来のハードウェアコーデックの1/10未満という超低消費電力を特徴としている。
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