FOMA初のGPS機能搭載携帯「SA700iS」に不具合が見つかった。GPS機能の「定期現在地通知設定」において、意図しない動作が発生する。ドコモは本日から、無線でソフトウェアを更新するアップデートを提供して対処する。
2月26日時点で、販売済みの全台数、約15万5000台が対象となる。4月以降出荷分についてはアップデート済みだが、現時点の店頭在庫については購入後にユーザー側でアップデートを行う必要がある。
不具合の内容は以下の通り。「定期現在地通知設定」において、24時間の通知を意図して開始時間と終了時間を同一時刻に設定した場合に、設定した通知間隔ごとに通知すべきところ、始めの1回のみの通知となる。また、50文字のアドレスをドメイン名(docomo.ne.jp)を抜いて電話帳に登録している場合、メール発信元が正しく表示されない。
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