ニュース
東京のタクシー5500台で携帯クレジット「iD」が利用可能に
東京無線協同組合と三井住友カード、NTTドコモは8月から、おサイフケータイを活用したクレジットサービス「iD」をタクシー内で利用可能にする。
東京無線協同組合(東京無線タクシー)と三井住友カード、NTTドコモは8月から、ドコモのおサイフケータイを活用したクレジットサービス「iD」(2005年11月8日の記事参照)をタクシー内で利用可能にすると発表した。東京無線タクシーに加盟する全車両、約5500台でiDを利用できるようになる。
ユーザーはタクシー料金の支払い時に、車内の専用リーダー/ライターに携帯をかざすだけで決済を完了できる。iDの導入に合わせて、電子クーポンサービス「トルカ」も導入する予定だという。
タクシーのおサイフケータイ対応は徐々に進んでいる。首都圏では、神奈中ハイヤーが全台でJCBが展開する「QUICPay」に対応しているほか(2005年8月2日の記事参照)、ANZEN、飛鳥交通が全車で電子マネー「Edy」に対応している(3月2日の記事参照)。また松山市では、伊予鉄タクシーが「モバイルい〜カード」に対応している(2005年7月19日の記事参照)。
関連記事
- 特集:おサイフケータイでクレジット
- ドコモ、みずほ銀行と業務提携。UCカードに18%出資
ドコモとみずほ銀行、ユーシーカードの3社が提携。みずほ銀行が発行する「みずほマイレージクラブカード」でも、iDが利用できるようになる。 - 首都圏タクシー2000台でEdyが利用可能に
タクシー大手ANZEN、飛鳥交通の2社が、電子マネーEdy決済端末を導入。タクシー業界への本格導入は初めてとなる。首都圏を皮切りに順次Edy導入地域を拡大していく。 - タクシーでもおサイフケータイ決済が可能に
おサイフケータイに登録したJCBのクレジットカードを使って、タクシーの利用料金を支払えるサービスが神奈川県で始まる。 - 全国初、おサイフケータイで電車に乗れる──伊予鉄道
モバイルSuicaより一足先に、携帯電話で電車に乗れるサービスが、松山市で始まる。電車のほか、バス、タクシーも乗車可能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.