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写真で見る「V604T」
「TVビュースタイル」が特徴的な「V604T」は、地上アナログテレビチューナーとFMラジオチューナーを搭載した東芝製のPDC端末だ。その特徴的なボディをチェックしたい。
ボーダフォンが3月23日に発表した最新PDC端末「V604T」は、前モデルとなる「V603T」同様、液晶ディスプレイが背面方向に360度回転する「TVビュースタイル」を採用している点が特徴の端末だ(3月23日の記事参照)。短時間ながら実機に触れる機会があったので紹介しよう。
ボディサイズは50×103×25ミリとV603Tとまったく同じ。右側面にはマクロ切り替えスイッチやTVキー、上下キー、イヤフォン端子などを備える。上下キーは短押しでチャンネル変更、長押しでボリューム調整も可能だ。左側面にはminiSDスロットがある(左)。背面には1.1インチのTFCC液晶を採用したサブディスプレイがあるほか、カメラやライト、着信イルミネーションなどが配置されている(中)。底面の2つの穴はステレオスピーカーだ(右)
V603Tに引き続き、アナログテレビ機能が充実している本機は、新たにロッドアンテナを装備した点が目を引く。自由に角度が変えられるため、うまく電波が拾える位置に合わせることで受信状態を改善可能だ。
V603Tではアンテナがイヤフォンと兼用だったが、V604Tではロッドアンテナを搭載した。アンテナはつめを引っかけると簡単に引き出せる(左)。アンテナの根元の部分は可動式になっていて、任意の方向に向けることが可能。視聴場所に合わせて受信状態を改善できる(右)
ヒンジの構造もV603T譲りで、ディスプレイを開いた状態でヒンジ部の左側面にあるロック解除ボタンを押すと360度回転する仕組み。この位置まで回転させると、自動的にテレビ機能が起動する。
キーのレイアウトはV603Tと同じ。ティーン層をメインターゲットとし、ポップな色使いをしていたV603Tよりは落ち着いた印象(左)。背面のサブディスプレイの下には、着信時や通話中などに点滅するイルミネーションを備えた。色は7色から選べるほか、SMAF(着メロデータ)と連動して点滅する設定もできる(右)
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