写真で解説するウォークマンケータイ「W42S」(2/2 ページ)
「ケータイはついに、WALKMANを手に入れた」――夏モデル7機種の中でも異彩を放つ「W42S」を写真で解説する。ミュージックシャトルキーなど、独特の構造になっている。
音楽再生時間は、NTTドコモが発表した「SH902iS」の22時間を上回る30時間。これは新搭載のチップ「モバイルミュージックエンハンサー」によって実現している。ただしメモリースティックから楽曲を再生する場合などは、再生時間が約10時間となる。
― | 1G内蔵メモリ | メモリースティック |
---|---|---|
着うたフル | 約30時間 | 約10時間 |
au Music Portから転送した楽曲データ | 約30時間 | 約10時間 |
SonicStageから転送した楽曲データ | 保存不可 | 約28時間 |
FMラジオチューナーを備えており、ミュージックシャトルキーを利用して選局できる。付属のクレードルに共通ACアダプタを接続すれば、FMホームアンテナをして利用することも可能。撮影後に画像を補正できる「ルミナスエンジン」を搭載するほか、スライドを開閉する操作に着信や終話に対応する動作を割り当てることも可能だという。
背面・イヤフォンにも音楽のための工夫が
「W41S」でおなじみのマイク付きミュージックコントローラー(1月19日の記事参照)も備えた。コントローラーのカラーは、きちんと本体カラーに合わせてある。ほかにもメニュー画面やミュージックプレイヤーのカラーリングも本体カラーと統一してあるなど、こだわりを持っているという。
側面にあるイヤフォンカバーは、使いやすさを考えスライド式になっている。ここに接続するイヤフォンは「中域・高域の特性を向上させたもので、W42Sの音質改善に役立っている」とのこと。背面には125万画素のカメラを搭載するが、この両脇のドットの部分は穴(音孔)となっている。そのさらに外側にも音孔があり、「3Dサラウンドステレオスピーカーと計4カ所の音孔の組み合わせにより音に広がりが出る」。背面だけでなくサイドにも穴を開けたことで、例えば背面を下にして机に置いたときも音の響き方が違ってくるという。
会場では残念ながら確認できなかったが、付属のUSBクレードル充電台にW42Sを置くだけで音楽ソフト「au Music Port」が自動起動する。これにより、楽曲の転送を容易に行えるとうたう。このクレードルにも音孔が付いており、端末を置きながら快適に音楽再生できるという。
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