ニュース
シンプルな中に光る「ラグジュアリー」――P902iSのデザインコンセプト:パナソニック モバイルに聞く「P902iS」(後編)(2/2 ページ)
「シンプル&ラグジュアリー」というのが、「P902iS」のデザインコンセプトだ。その思想は、サイドの波打ったラインやカラーリングなどに表れている。
改善ポイントの1つは、ドットエリアが光るときの“色味”だ。P901iSのときは緑に光ったが、この色を変えられるとよいと考えた。P902iSは白色LEDを搭載しているため、カラーのカスタムジャケットを透過させることで光の色を変えることができる。つまり、赤いカスタムジャケットを透過させれば赤い光になる。
また、49個のLEDの輝度を変えられるようになった。このため、光に“中央部は明るいが周辺部はやや暗い”といったグラデーションのある表現も行える仕掛けだ。
内蔵iアプリの「ドットクリエイター」で作ったドットアニメーションを、赤外線で送受信できるようになったのもポイント。「マスターピース(傑作)ができたときに、他人にあげられる」(笑)
独自キーフォントを用意
P902iSのダイヤルキーを見ると、キーフォントが独特なのに気づく。これはP902iSオリジナルのフォントだとのこと。
最近ではデザインに凝った端末が、オリジナルのキーフォントを採用する例も増えてきた。「フォントは読みやすさが一番だが、なかなか見栄えがしない。デザイナーが前述のサイドラインを意識して、この端末のために1から仕上げたフォントだ」。P902iSのデザインコンセプトに対するこだわりは、こんなところにも現れているようだ。
関連記事
- 今を「音楽フェーズ」とみるパナソニックがP902iSで仕掛けたこと
携帯で競争するポイントは、変遷している。今は「音楽で競うフェーズだ」――。そんなコンセプトで開発されたP902iS。Bluetoothイヤフォンも利用できるなど、こだわりが見える。 - カスタムジャケット+ドットパターンで「ヒカリ」がさらに進化――「P902iS」
ドットごとに輝度を変えられるLEDを採用し、P901iSの「ドットアニメーション」が表現力を増して帰ってきた。顔で本人認証を行うセキュリティ機能も強化され、写真による“なりすまし”を防げる。 - 「P902i」のカスジャケは流用できるか──「P902iS」
従来モデルに引き続き、カスタムジャケットが装着できる「P902iS」。本体のデザインがあまり変わっていないため、従来モデルのカスジャケが使えないかと問う声が多い。 - 写真で解説する「P902iS」
着うたフルに対応、SD-Audioでダウンロードサイトから購入した楽曲も楽しめるP902iS。Bluetoothヘッドセットを同梱する「ミュージックエディション」も発売する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.