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W-ZERO3を“デスクトップPC”風に──Mobile VNC Server対応のシンクライアント発売へ
アイ・ビー・エス・ジャパンは、Windows Mobile 5.0搭載端末を接続できる、VGA/USB/LAN端子搭載のシンクライアントを9月に発売する。W-ZERO3との接続により、大型ディスプレイへの画面出力やキーボード&マウス操作も可能になるという。
アイ・ビー・エス・ジャパンは7月4日、超小型のシンクライアント端末「miniClient MC-240」を9月より発売すると発表した。価格は未定。
miniClient MC-240は、VGA出力端子やUSB端子(マウス/キーボード接続用)、LAN端子を搭載する小型ブロックサイズのシンクライアント端末。サーバやデスクトップPCのシンクライアントとする利用方法のほか、Windows Mobile 5.0搭載端末とも接続できるのが特徴。Windows Mobile 5.0搭載の「W-ZERO3」やPDAをディスプレイ/キーボード/マウスを接続したデスクトップPC感覚で利用、あるいはプロジェクタなどに出力し、プレゼンテーションに活用するなどの方法が挙げられる。
本体サイズは83(幅)×58(高さ)×24(奥行き)ミリ、重量約70グラム。CPUはARM920T/200MHz、64MバイトのSDRAMと8MバイトのフラッシュRAM、ほか100BASE-TX LAN端子×1、USB 1.1×2、アナログVGA)端子(最大解像度1024×768ドット)を実装する。搭載OSはLinux Kernel 2.6.xベース。付属アプリケーションはDirect VNC、Mobile VNC Serverなど(2005年9月29日の記事参照)。
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