ボーダフォン、メールのドメイン名も「ソフトバンク」へ──10月1日から
ボーダフォンが、ソフトバンクブランドへの移行に伴う新たなメールアドレスのドメイン名を発表した。10月1日からsoftbank.ne.jpを導入する。
ボーダフォンは、10月1日にソフトバンクブランドへ移行するのに伴い、新たなメールアドレスのドメインを導入する。新たなドメイン名は「softbank.ne.jp」で、10月1日以降に新規契約したユーザーのメールアドレスには、このドメイン名となる。
すでに契約中のボーダフォンユーザーについては、10月1日以降も「vodafone.ne.jp」ドメインのメールアドレスでメールを送受信できる。ただし10月1日以降にユーザー名を変更した場合はドメイン名がsoftbank.ne.jpに変更される。vodafone.ne.jpドメインのままユーザー名を変えたい場合は、9月30日までに済ませておく必要がある。
なおボーダフォンでは6月29日から、メールアドレスを変更してから60日以内なら変更前のメールアドレスに戻せる機能を用意している。この機能を利用すれば、10月1日以降でも元の「vodafone.ne.jp」ドメインのメールアドレスに戻すことはできる。ただし、メールアドレスを2回以上変更すると戻せなくなる。
逆に同じユーザー名のまま、ドメイン名をvodafone.ne.jpからsoftbank.ne.jpに変更することも「システム上は可能」(ボーダフォン広報部)。ただ、現在vodafone.ne.jpの前には北海道ならd、関東・甲信ならt、関西ではkといったようにアルファベット1文字のサブドメインが付いているため、異なる地域で同じユーザー名を持つ人が複数いる可能性がある。
新ドメインでは、この契約地域別のサブドメインはなくなり、すべてsoftbank.ne.jpに統一される。そのため、同じユーザー名のまま新ドメインのメールアドレスが取得できるのは“先に登録した人”ということになる。
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