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スペックは平凡だが発色はきれい。シンプルで使いやすいカメラ機能──「905SH」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/3 ページ)

AQUOSケータイこと「905SH」の特徴はやはりワンセグ機能。対してパンフォーカスレンズ+202万画素CCDと、カメラ機能にあまり力を入れていない端末とも思えてしまう。液晶回転時の使い勝手も含めて写り具合は果たしていかがなものか、実際にチェックしていこう。

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 ここからは室内編。

photo 江戸東京たてもの園にある「子宝湯」にて富士山の壁絵。「SH902iS」の作例とほとんど同じなので比べてみてほしい
photo こちらも同様に脱衣所。905SHは細かい撮影情報(Exif情報)がまったく記録されないので詳細は不明だが、けっこう暗い場所のわりにはがんばった印象だ

photo 外からの日差しを使って撮影。陰影はきれいに出た
photo 蛍光灯の下でプチトマトを2つ。パンフォーカスなので接写時は撮影距離が重要だが、うまい距離を保てばけっこうきれいに撮れるし、ホワイトバランスも完璧だった

photo 同じく蛍光灯下で接写モードで小物を撮影
photo ちょっと暗めの白熱灯の下で接写モードでダルマを撮る。ややざらつきはあるものの、暗い場所にしてはまあまあだ

photo 同じだるまをピクチャーライトをオンにして撮影
photo 同じくピクチャーライトオンのまま接写モードにして撮影。やや光量が抑えられている

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ピクチャーライトの色を変えて遊べるのはシャープ製端末の特徴だ。これは緑色ライトにした場合
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液晶を横にして猫を撮影。たまにこういう写真で遊ぶのも楽しい。部屋があまり明るくなかったこともあり、毛のディテールはつぶれてしまったのは残念

 いかがだっただろうか。

 905SHは、ほかのシャープ製ハイエンド機種と比べて、カメラ機能にあまり力を入れていない端末であるのは確かだ。ただし実際に使ってみた感じでは肩に余計な力が入ってない分、シンプルで使いやすいカメラ機能になっていた。写りもなかなか安定していたし、動作もきびきびしている。

 そのため、無理にデジカメ代わりに使いたいなどと思わなければ(やはり200万画素パンフォーカスでは細かいディテールは求められない)、携帯のカメラ機能としては十分実用的で楽しく使える。こういうのはこういうので悪くない。

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