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カスタムバングルでさりげなく、Wシーンでガラッと変身――“切り替え”ケータイ「W42H」開発者インタビュー: (3/3 ページ)

カスタムバングルで外見を、Wシーン機能で中身を切り替えられるというコンセプトの「W42H」。使い続けるほどに便利さに気付くはず、というW42Hにはどのような工夫が隠されているのだろうか?

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ビジネスマンが使って便利に感じられる機能を

 同時期に発表されたウォークマンケータイやG'zOneなどと比べると一見地味に見えるW42Hだが、使い続けるうちに便利さに気付いてもらえるような機能をできるだけ盛り込んだ。すでに触れたWシーン機能のほかにも、ICレコーダー、FeliCa、PCサイトビューアー、PCドキュメントビューアー、6種類のモバイル辞書など、ビジネスマンを想定した“実用的”な機能が満載だ。

 カメラは画素数が増えてAFが付いただけでなく、機能も向上している。[6]キーを短押しすると、手ブレ軽減機能がオンになる。手ブレを補正するのではなく、感度を上げてシャッタースピードを速くすることにより、手ブレ・被写体ブレを防ぐという機能だ。感度とシャッタースピードは状況によって自動的に変化し、手ブレ軽減機能をオンにしているときは、オフにしているときに比べて、感度は最大4倍上がり、シャッタースピードは最大4分の1まで速くなるという。

 また、ビジネス撮影/補正機能もおすすめだという。「撮るときに斜めになっているのを補正するのが“ビジネス撮影機能”、撮ったあとの画像を補正して整えるのが“ビジネス補正機能”です。時刻表などをメモ的にカメラで撮影するときにとても便利なので、是非使ってみてください」(吉田氏)。

photo 動くおもちゃを撮影してみた。左側のW42Hは手ブレ軽減機能をオン、右側のW42Hはオフにして同時に撮ったもの
photo 英和・和英といったオーソドックスな辞書のほか、「サプリメント事典」や「とっさのひとこと」といった変わった辞書も搭載する。文字を入力していくと前方一致で絞られていくインクリメンタルサーチに対応しているので引きやすい
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