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iモードのメニューリストに「防災・防犯・医療」を追加
自治体や警察が発信する情報など、非常時に役立つ情報を集めた新カテゴリが、iモードのメニューリストに追加される。災害用伝言板からもリンクを設置することで、緊急時に役立つ情報を取りだしやすくする狙い。
NTTドコモは8月30日、iモードのiメニュー内にある「メニューリスト」に、「防災・防犯・医療」の項目を追加すると発表した。10月30日から。
現在メニューリストに登録されているサイトのうち、防災に特化したニュースを提供しているサイトや、自治体の出している情報など、防犯・防災・医療などに役立つ情報を集める。また、災害が起きた時に役立つルート検索などもここに含まれるという。サービス開始時には、約25の一般サイトと、約150の自治体・警察系サイトが登録される見込み。
また、災害時に安否情報の登録・確認が行える「iモード災害用伝言板サービス」(2005年4月12日の記事参照)でも、「防災・防犯・医療」メニューへのリンクを設置する。
ドコモでは、携帯の社会的な使命として、プライバシー保護、マナーへのさらなる取り組み、ユニバーサルデザインへの取り組み、犯罪対策、故障・紛失時のサポート、環境への配慮、子どもへの配慮と保護、無線でのソフトウェア更新、災害への備えの9つへ取り組む「あんしん」ミッション(2005年11月22日の記事参照)を進めており、防災・防犯・医療情報の提供はその一巻と位置付けている。
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