2Gの出荷が30万台割れ──JEITA 7月携帯出荷

電子情報技術産業協会（JEITA）が7月の移動電話国内出荷台数実績を発表した。3G端末の出荷が前年比106％と好調で、7月も300万台超の出荷を記録した。

[後藤祥子，ITmedia]

　電子情報技術産業協会（JEITA）は9月12日、2006年7月の移動電話国内出荷台数実績を発表した。携帯電話とPHSを合わせた移動電話全体の出荷台数は前年同月比94.4％の346万台だった。出荷台数の300万台超えは6カ月連続となる。

　携帯電話の出荷台数は329万7000台で、前年同月比93.8％となっているが、3Gの出荷台数は前年同月比106.2％の301万1000台と好調を維持。2Gは前年同月比42.1％にとどまり、出荷台数は28万6000台と30万台を割り込んだ。

　PHSは、6月の出荷数13万3000台を上回る16万3000台を出荷するなど、増加ペースは堅調。バラエティに富んだ端末が揃い始めた2005年2月以来、増加傾向が続いている。

携帯電話出荷実績の推移

PHS出荷実績の推移