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写真で解説する「706SC」(1/2 ページ)

薄さ12.3ミリと、わずか500円玉7枚分のスリムさを誇るサムソン電子製3G端末「706SC」。回転式の2メガカメラや、マルチタスク機能である「スイッチバー」を備えている。

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 サムソン電子製の「706SC」は、薄さ12.3ミリと国内最薄(発表時点)のスリムさを誇る折りたたみ型の3G端末だ。その厚さはわずか500円玉7枚分で、重さは約89グラム。カラーバリエーションとしてブルー、シルバー、ブラック、ピンクを用意する。

photophoto サムソン電子製「706SC」。カラーはブルー、シルバー、ブラック、ピンク

 ソフトバンクモバイル(10月1日までボーダフォン。以下ソフトバンク)の現行機種で、もっともスリムな機種は「705SH」で約17ミリ。そのスリムさが好評の705SHは、2006年8月度の全携帯電話の中でも最も売れた機種となっている(9月5日の記事参照)

 スリムな機種が好調なセールスを続けていることから、ソフトバンクは今回の秋冬モデルにおいて薄型モデルの充実を図り、705SHを下回る厚さの薄型端末を4機種(706SC、705SC705N705P)発表した。

 706SCは薄型ではあるが、有効200万画素のCMOSカメラや、Microsoft WordやExcel、PowerPointなどのビジネス文書を表示できる「PCドキュメントビューワ」を搭載。また、7万4000語の見出し語を収録した英和/和英対応の辞書、日・英・韓のトライリンガル機能を備えるなど、ビジネスシーンでのニーズに応えるスペックとなっている。

 カメラはヒンジ部に取り付けられ回転が可能。外側に向け、アウトカメラとして利用することはもちろん、内側に向けることでインカメラとなり、自分撮りやTVコールに利用できる。メインディスプレイは2.3インチのQVGA(240×320)TFT液晶で、サブディスプレイに青色1色の有機ELディスプレイ(1行半角11文字、16×19ドット)を採用した。

 ダイヤルキーは、樹脂パーツによるシートキーを採用。microSDスロットを右側面に備え、最大1GバイトまでのmicroSDを外部メモリに使用できる。薄型携帯では電池カバー内にmicroSDスロットがあるものも多いが、「薄くするのであればバッテリー付近にスロットを用意したほうが有利だが、1度入れてしまうとなかなか交換しづらい。microSDのホットスワップに対応していることもあり、使い勝手を考えてあえて外側に備えた」(説明員)とのことだ。

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photophoto 折りたたんだ状態での薄さは12.3ミリ。わずか500円玉7枚分の厚み。極薄モデルだが、使い勝手を考慮してmicroSDスロットを右側面に備えている
photophoto 回転式のカメラは、有効200万画素のCMOSセンサーを搭載。内側に向けることで自分撮りもできる。サブディスプレイに青色有機ELを採用した
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裏面。ダイヤルキー側ボディのヒンジ部は凹型になっており、カメラをふさがないデザインだ
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