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自分が動くと立体映像も動く──ドコモの“メガネなしで飛び出す3D”システム:CEATEC JAPAN 2006
自分が動くと、ディスプレイの中の立体映像の角度も変わる──。ドコモがメガネなしで飛び出す3D映像を見られるシステムを参考出展した。
CEATECのドコモブースに、ちょっとユニークな3D表示システムが登場した。3D用メガネなどを利用せずに飛び出す映像を閲覧可能にするシステムで、見る人の視点の動きに合わせて立体映像の角度が変わるのがポイントだ。
立体映像を表示するレンチキュラーレンズ付きディスプレイの上部にカメラを搭載し、画面を見ている人の目の位置をベースに位置を特定。その位置に合わせながら映像を動的に書き換えて、実際の空間で物体を見るのと同じようにディスプレイ内の立体の角度が変わるように見せている(9月29日の記事参照)。「一般的な(2Dの)ディスプレイとの違いは、映画と舞台の違いをイメージすると分かりやすい」(説明員)
このシステムは、携帯電話の未来の形を考える中で生まれたもので、リアルさの部分で映像に新たな付加価値をつける試みだと説明員。また、ディスプレイとその上にあるカメラを使って実現する仕組みであることから、携帯ならではのパーソナルメディアになりうる可能性を秘めていると話す。
なお、今回展示されたシステムはディスプレイが3D表示のみの対応であり、「2Dと3Dの共用が必須の携帯にそのまま乗せられるものではない」(説明員)としている。
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小型カメラで人の目を認識、視線の方向を特定し、視線の角度に合った立体画像をリアルタイムで表示する技術を、ドコモが開発した。CEATECでデモ展示を行う。 - ITmedia +D 特集 CEATEC JAPAN 2006
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