レビュー
入力しやすい?──「P903i」:903iの“ここ”が知りたい「P903i」編(4)(1/2 ページ)
フォントが細くて見にくいという声に応えて、標準フォントを変更したP903i。旧機種とどんな違いがあるか一覧化した。また、日本語入力システムもいくつかの小粒な進化を遂げたようだ。
11月1日より発売されれた「P903i」。カラーはホワイト×パールストライプ、ブラウン×シルバー、オレンジ×オレンジの3色。カスタムジャケットはパールストライプ(ホワイト×パールストライプに同梱)、オレンジ(オレンジ×オレンジに同梱)、シルバー(ブラウン×シルバーに同梱)、マリンフラワー、ストライプピンク、グリーンタイル、フォトブラック、ドットグレー、ホワイトシェル(以上、右写真)のほか、クリアジャケットの全10種類を用意する
質問:フォントが新しくなったようだが、どう変わった?
「P903i」は、P902i/iSシリーズで使用されていたLCフォントに変わり、“中太丸ゴシック”というベクトルフォントが標準フォントになった。
「従来の文字は細く見にくいという声がありました。P902iシリーズの標準書体と比較してやや太くなり、書体デザインも若干変わっています」(パナソニック モバイル)とのこと。
なお、P902iシリーズでは細字/中太字/太字と3種類から設定できた「文字の太さ」の項目がなくなった。この太さの設定も、設定に関わりなくメニュー以外は細字固定で表示されてしまうP900iシリーズ→P901iシリーズで改善→ただしP902iシリーズで仕様が半分もとに戻る(メールは太さ設定が有効だが、iモードは細字固定となる)という過程を経て、シリーズによって異なる仕様がユーザーに不安を与えていたようだ。日々目にするものなので、それはなおさらである。
P903iとP902iSにおける、フォント/太さ別の表示は下記となる。
メニュー
メール/フォント1
メール/フォント2
iモード/フォント1
iモード/フォント2
ちなみにフォント1は“中太丸ゴシック”、フォント2は“たんぽぽ”という書体名。入力モードは従来通り、かな/2タッチ(ポケベル入力)/ニコタッチ(2タッチに似た“P”独自の入力方式)の3方式から選べる。
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