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正月三が日に家族で確認──災害伝言板サービスの体験利用を実施
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコムを始めとする、災害用伝言板サービスを提供している事業者が、1月1日から3日まで災害用伝言板サービスの体験利用を実施する。
NTT東日本/西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、およびウィルコムの7社は、2007年1月1日から3日までの三が日に、災害時の安否確認に利用できる「災害用伝言ダイヤル(171)」「災害用ブロードバンド伝言板(web171)」「携帯・PHS版災害用伝言板サービス」の体験利用を実施する。
これまでも、災害伝言板サービスは1月1日を除く毎月1日と8月30日から9月5日の防災週間、1月15日から21日の防災とボランティア週間などに体験利用を実施していたが、「家族が集まる正月に家族全員で利用してみたい」という要望に応え、三が日に実施する。体験利用では、実際に災害が起きたときと同様に、安否情報を登録したり、参照したりできる。
災害用伝言ダイヤル(171)と災害用ブロードバンド伝言板(web171)は2007年1月1日の0時から1月3日の24時まで、携帯・PHS版災害用伝言板サービスは2007年1月1日の12時から1月3日の23時まで開設される。なお、実際に災害が発生した際には体験利用ができない場合がある。
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