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写真で解説する「D800iDS」(3/3 ページ)
“国内初の2画面ケータイ”という大きなインパクトを持った三菱電機製のFOMA端末「D800iDS」。キーボード部分のディスプレイはタッチパネル、使い方に応じた3つの操作モードを用意し、文字入力は2タッチ、5タッチのほか、手書き入力にも対応するなど、話題の多い端末だ。
手書き、2タッチ、5タッチ──幅広くサポートする文字入力
操作モードと同様に、「手書き」「2タッチ」「5タッチ」の3つを用意したのが文字入力だ。とりわけ注目が集まるのは手書き入力だと思うが、その認識精度は高い。auの「W42SA」のように一定時間で入力を受け付けなくなるタイプではなく、焦らずに文字入力を行える。
書いている途中で逐次認識し、3つの文字候補を表示してくれるのも便利な点。タッチパネルということで、すばやくメールを作成したいという人には向かないだろうが、2タッチ入力と5タッチ入力も用意されているので、特に問題はないはずだ。
手書き入力、2タッチ入力、5タッチ入力ともに、1文字以上入力した後にタッチパネル右上に表示される候補ボタンを押して推測変換を行う。変換候補は1画面に最大で4つまで表示される。日本語入力システムはATOK+APOT
ペイントツールでは、イラストを描いたり撮影した写真にアレンジを加えることができる。ハートマークや建物などのアイコンはスタンプとして利用でき、色も豊富に用意されている。加工した写真などは、メールに添付して送信可能だ(※手書きの地図も作れる、ということを見せたかったのだが、絶望的なまでに絵心がないので、見苦しいのはご勘弁ください)
プリセットアプリにはニンテンドーDS用ソフトとして発売中の「右脳鍛錬ウノタンDS」をD800iDS向けにアレンジした「七田式トレーニング右脳鍛錬 ウノタン D EDITION」(左)、「すらいどゴルフ」(中央)、「珍さんリバーシ」(右)を用意。少し分かりづらいかもしれないが、ひとつ上の写真が各アプリ起動時のメインディスプレイのもの、下の写真がタッチパネルディスプレイのものとなる。2画面+タッチパネルということで、ニンテンドーDSに近い操作感覚だ
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