ドコモの防水携帯の第2弾として登場したのが富士通製の「F703i」。「20代から30代の女性を中心に、幅広い層に使っていただける携帯」(説明員)という言葉通り、防水携帯であることを忘れさせるようなデザインに仕上げている。
- →お風呂で使える防水音楽ケータイ──「F703i」
- →お風呂も雨も水洗いもOK──富士通の防水ケータイ「F703i」の中身
- →どんな“防水構造”なのか――「F703i」
- →ポケベル入力やライフスタイル設定機能はあるか――「F703i」
IPX5およびIPX7等級の防水性能を備え、富士通の製品ページでは(1)雨のなか(1時間の雨量が20ミリ程度)で傘をささずに通話可能(2)お風呂場(湯船には浸けない)で利用可能 といった用途を紹介している。なお汚れた場合には、洗面器などに張った静水につけて、ゆすりながら汚れを洗い落とせる。
側面のシリアルポートとイヤフォン端子部は、ゴムパッキン付きのカバーでで浸水を防ぐ仕組み。リアカバーの内側にはゴムを張った金属製のカバーが用意され、バッテリーを水から守る。microSDカードはバッテリーを外して取り付ける仕様だ。
背面を彩る多彩なイルミネーション
6分割された背面パネルの内側には、4桁1色の7セグメントLEDと、カラー1個、白色2個のLEDを装備。7セグメントLEDを使った表示は「フローティングサイン」と名付けられ、着信や時刻、バッテリー残量や電波強度などをアニメーションで通知する。
カラー1個、白色2個のLEDで構成されるフローティングイルミは、カラーセラピストの泉智子氏が監修した50種類のパターンが用意され、気分に合わせて色のパターンを選ぶことが可能だ。不在着信はカラーのLEDが光って通知。メールと通話で異なる色を設定すれば、不在着信がメールなのか通話なのかを把握できるという。
携帯に癒される?
F703iは癒しやリラックス効果を狙った機能も装備している。1つが音とアニメーションでユーザーを癒す「リラックスモードプラス」だ。新たに音に反応するモードが用意され、リラックスモードの起動中に声がしたり水音がしたりすると、その音に反応してアニメーションが変化する。
もう1つはプリセットiアプリの「渡辺佳子先生のビューティ&ダイエットリンパマッサージ」。経絡リンパマッサージ協会の会長を務める渡辺佳子氏のリンパマッサージ術をアプリを通じて体験できる。
また、安心機能の「イミテーションコール」も機能が強化された。イミテーションコールは、夜道で不審者に後をつけられたときなどに着信音を鳴らして“だれかとつながっている”ことを装う機能。着信音を鳴らした後に、実際に端末から話している声が聞こえるようになり、よりリアルにつながっているように見せかけられるようになった。
関連記事
- 2画面、香り、防水、ワンセグ、極薄など10機種――ドコモ春モデル発表
NTTドコモが2007年の春モデル10機種を発表。ワンセグ対応の「BRAVIAケータイ」や、タッチパネル搭載2画面ケータイのほか、703iシリーズとして防水/アロマ/極薄モデルなどが登場した。 - お風呂で使える防水音楽ケータイ──「F703i」
防水FOMAの第2弾となる富士通製の「F703i」が登場。30分水に浸けても壊れない防水仕様で、おサイフケータイやWMA(Napster To Go)にも対応する。 - お風呂で使える防水FOMA──「SO902iWP+」
ドコモから、30分水に浸けても壊れない防水仕様のFOMA「SO902iWP+」がコンパクトなボディで登場。 - リッチコンテンツは、PCのような横画面と相性がいい──開発陣に聞く「F903i」のスイングスタイル
富士通製のドコモ端末「F903i」の大きな特徴は、折りたたみ携帯の使い勝手はそのままに、ディスプレイ部を90度傾けた横長画面で利用できるスイングスタイルの採用だ。新スタイル採用の狙いを富士通開発陣に聞いた。 - 名前は“金色”、FeliCaに対応〜「F702iD」
702iシリーズながら、FeliCaへの対応や、902i相当の500Kパワーアップiアプリ、PDF閲覧に対応。指紋センサーも備えた。カラー名称は、金色、花紅、真白、艶黒だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.