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KDDI、au携帯電話の迷惑メール防止機能を強化──ドメイン認証規制も
KDDIはau携帯電話のEメールについて、迷惑メール防止機能を強化する。指定受信や指定拒否の登録アドレスを各100件までに拡張し、PCからも設定を行えるようにする。
KDDIは、au携帯電話のEメールについて、迷惑メール防止機能を強化すると発表した。メールフィルターの設定について機能の拡張や追加を行うもので、3月下旬から対応を開始する。
強化点は(1)「アドレスフィルター」登録可能件数の変更(2)PCからのメールフィルター設定機能の追加(3)「宛先指定受信」機能の追加(4)「URLリンク規制/HTMLメール規制」機能の追加(5)携帯電話初「ドメイン認証規制」機能の追加 の5点。
アドレスフィルターの登録可能件数は、指定受信機能/指定拒否機能ともに従来の各20件から各100件に拡張。登録したアドレスには保護をかけられ、登録件数が100件を超えた場合には保護されていないアドレスから順に上書きされる。
「宛先指定受信」機能は、従来の“なりすまし規制”機能により、なりすましメールに見なされる場合があった“PCから自動着信転送されて届いた携帯電話発のメール”をフィルタから守るためのもの。自動転送元のEメールアドレスを登録することで、フィルタを回避できる。
また携帯電話として初めて「ドメイン認証規制」機能を追加。送信元を偽ってPCから送信されるメールを拒否できるようになった。ただし、対応はドメイン認証 (SPF、Sender IDの記述) を実施しているISPや企業などからのドメインに限られ、KDDIでは“すべてを拒否できるわけではない”としている。
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