シンビアンは、3月19日に発売されたドコモの富士通製端末「F903iBSC」に、Symbian OSが採用されたと発表した。F903iBSCはスイングスタイルを採用した法人向け端末で、報漏洩や業務外利用を防ぐための強固なセキュリティ機能が特徴となる。
日本でSymbian OSを搭載した3G携帯電話を出荷しているメーカーは富士通、三菱電機、ノキア、モトローラ、シャープ、ソニー・エリクソンの6社。F903iBSCの登場で、日本のSymbian OS搭載機は合計54機種となった。
関連記事
ドコモ、ビジネス向けのセキュリティ強化携帯「F903iBSC」
ドコモは、情報漏えいのリスク回避および業務範囲外利用の対策を想定し、カメラ・外部メモリ・赤外線通信・USBデータ通信・FeliCa・音楽プレーヤーなどの機能を廃除したビジネス端末「F903iBSC」を発売する。
Symbian OS上でApacheやGaimが動く日が来る？──シンビアンの新たな取り組み
携帯向けOS開発大手のシンビアンが3月8日、事業概況とSymbian OSの最新トピックを紹介する説明会を開催。新たな取り組みとしてPOSIXへの対応を紹介し、エンタープライズソリューションの拡大につなげるとした。
Symbian OS搭載機の出荷台数はPS2と同等──シンビアンの久社長
携帯向けOSを開発するシンビアンが、第3四半期の業績を発表。搭載端末の出荷台数は前年同期比52％増の1300万台に達し、4030万ポンドを売り上げた。
PSION Series 5mxを現役で活用するSymbianの副社長
英Symbianの調査研究担当副社長、デビッド・ウッド氏の愛機は、なんと“あの名機”だった。- 2006年度のSymbian OS搭載スマートフォン出荷台数は5170万台
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.