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「W-ZERO3」をグループウェアのクライアント端末に──ウィルコムの「WILLCOM Sync Mobile」
ウィルコムは、W-ZERO3シリーズ/ブラウザ搭載PHSをグループウェアのクライアント端末として利用可能にするモバイル向けグループウェア同期サービス「WILLCOM Sync Mobile」を提供開始する。4月16日から。
ウィルコムは、グループウェアの企業内データをW-ZERO3シリーズ/ブラウザ搭載PHSと同期可能にするモバイル向けグループウェア同期サービス「WILLCOM Sync Mobile」を、4月16日から提供開始する。1IDの月額利用料は1800円。6月30日までのキャンペーン期間中は、無料で利用できる。
WILLCOM Sync Mobileは、インテリシンクの同期技術を活用した法人向けデータ同期サービス。Microsoft Exchange ServerやLotus Notes/Dominoを利用する法人ユーザーは同サービスを利用することで、外出先でもW-ZERO3やPHSを使ってメールやスケジュールを確認できるようになる。
サーバ設置などの初期導入コストをかけることなく、セキュアな環境下で予定表や連絡先などのPIM情報を同期でき、W-ZERO3シリーズを利用すれば企業メールをリアルタイムで利用することも可能。端末紛失時には、遠隔操作でデータ消去する機能も備える。
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