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6月以降、首都圏のファミリーマート全店でSuicaが利用可能に
6月以降順次、首都圏のファミリーマート全店でSuica電子マネーが利用できるようになる。決済のほかチャージにも対応する。
JR東日本とファミリーマートは4月9日、2007年6月以降、JR東日本が運営する電子マネー「Suica」を順次、首都圏ファミリーマート全店へ拡大導入すると発表した。Suica電子マネーで買い物ができるだけでなく、Suicaのチャージも可能。
ファミリーマートでは2004年9月以来、首都圏および仙台地区の店舗でSuicaを導入しており、現在約1000店舗でSuica電子マネーを利用できる。なおファミリーマートでは、Suicaのほかにビットワレットが運営する電子マネー「Edy」、クレジット決済「iD」への対応も進めており、2007年の春をめどに全店導入を目指している(2006年8月の記事参照)。
3月末現在、Suicaの発行枚数は約1970万枚で、このうち電子マネーに対応しているものは約1603万枚。Suicaが利用可能な店舗数は、駅ナカ店舗を中心に約1万2700万店となっている。
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