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“携帯ならでは”の銀行を目指す──KDDIとMUFJ、サービス概要を発表
KDDIと三菱東京UFJ銀行は、両社が共同設立するモバイルネット銀行のサービス概要を明らかにした。一通りの銀行サービスのほか、電子マネーのチャージにも対応。アドレス帳から選んだ相手への振り込みも可能だ。
KDDIと三菱東京UFJ銀行は、両社が共同設立するモバイルネット銀行の概要を明らかにした。2008年度半ばの開業を目指すとし、一般的な銀行のサービスに加え、モバイルならではの機能を実装するという。
提供するのは、円/外貨預金や株式・投資信託(仲介)、保険(代理店)、カードローン、クレジットカード、振込、各種決済サービス、電子マネーチャージなどの金融機能。端末機能と連動した各種機能も盛り込まれ、アドレス帳から相手を選んで即座に振り込める機能や、携帯電話のメイン画面から直接ログインできる機能、取引履歴を携帯画面で確認できる「携帯電話通帳機能」などを提供する。
なお、各種サービスの提供については、複数回に分けて順次提供する予定としている。
両社は、共同で設立するモバイルネット銀行のオープンに向けて、2006年5月25日にモバイルネットバンク設立調査株式会社を設立。同社を中心に、事業計画の立案や商品/サービス内容の確定、基幹システムの構築などの準備作業を進めてきた。
このほど関係当局の許認可などを前提に、目標とする開業時期やサービス内容について3社が合意に至り、具体的な内容を発表したという。
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