脊髄反射で楽しむブロック崩し──「直感アルカノイド」:動画で見る直感ゲーム
ブロック崩しゲームの定番である「アルカノイド」。単純ルールながらゲーム性は奥深く、誕生から20年経った今でもその面白さは色あせない。そんなアルカノイドが、ボタン操作をほとんど行わず、端末を傾けるだけで遊べるようになった。
1986年にアーケードゲームとして登場した「アルカノイド」。多彩なブロックや敵が登場し、さまざまなパワーアップアイテムが用意されるなど、ブロック崩しゲームの新たな定義を確立した傑作だ。モバイル版もこれまでにいくつか配信されているが、今回は「904i」シリーズの直感ゲーム「直感アルカノイド」として、装いも新たに登場する。
コンテンツ名 | 「直感アルカノイド」 |
---|---|
料金 | 月額315円(タイトーG@meパークで配信予定) |
配信日 | 対応機種発売日から |
対応機種 | 「SH904i」「P904i」「D904i」(※D904iは配信開始日以降の対応) |
アクセス | ・iモード:「メニュー/検索」→「ゲーム」→「ミニゲーム」→「タイトーG@meパーク」 ・携帯メールで検索!『game@mtap.jp』件名に「ゲームタイトル」を入れて送信! |
今度のアルカノイドは“端末を傾けて”遊ぶ
アルカノイドでは、画面上に設置された多数のブロックをすべて壊す──ルールは非常にシンプルなブロック崩しだ。ボールは壁やブロックに当たるとバウンドし、画面下まで落下するとゲームオーバー。プレーヤーは画面下部にある棒のような「バウス」を左右に移動させてボールをはじき、ボールが落下するのを防ぐ。
このゲーム性はそのままに、携帯カメラのセンサを利用した操作に対応したのが直感アルカノイドだ。携帯を傾けると、その方向にバウスが移動する仕組みを採用しており、傾きを小さくすれば遅く、大きくすれば早くバウスが移動する。十字キーではたまに操作を間違えてしまうこともあるが、直感アルカノイドでは“右”と意識して携帯を持った端末を右に傾ければ、その通りに動く。まさに“直感”だけで操作できるのが特徴だ。
ステージは全99面あり、ステージによってブロックの配置は大きく変わる。単にたくさんブロックが並んでいるのではなく、「インベーダー」など何かしらの絵に見えるようなステージもあるため、ついつい先を見たくなってしまう。複数回ボールを当てないと壊れないブロックもあり、ブロックの配置によっては難易度が劇的に変化する。
また、ステージによってはブロックだけでなく、敵が登場することもある。敵はボールを当てれば倒すことができるものの、不規則に動くため予想外のタイミングでボールが敵に当たってしまうことがある。敵が登場すると常に集中していなければならず、これがいい感じで緊張感を生み出す。
多彩なアイテムが登場するのも魅力で、入手したアイテムに応じて、ボールが複数個に分裂したり、バウスからビームを発射可能になる。画面内を複数のボールが所狭しと飛び回り、ブロックをガンガン壊していくさまは、爽快感バツグンだ。ちなみにビームは決定キーを押して打つ以外に、自動的に発射することも可能。ボタンに触れずに楽しめる──直感ゲームのスタンスを感じる仕掛けであるとともに、ゲームになじみのないプレーヤーや、電車内など操作方法が限られる場所で遊ぶときに便利な機能となっている。
※本原稿は開発途中のゲームをプレイして執筆しております。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.