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日本のSymbian OS搭載機、出荷台数が2000万台を突破
シンビアンが、日本におけるSymbian OS搭載機の累計出荷台数が2000万を突破したと発表。これまでに同OS搭載機は55機種がリリースされている。
シンビアンは、日本におけるSymbian OS搭載機の累計出荷台数が2000万を突破したと発表した。3月末時点で突破したとしている。
Symbian OS搭載機は、2003年に日本初の同OS搭載機となる「F2051」が出荷されたのを皮切りに順調に増え続け、富士通、三菱電機、ノキア、シャープ、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ、モトローラが日本向けにSymbian OS搭載機を投入。その数は、2007年5月時点の累計で55機種となった。
Symbian OS搭載機は、出荷台数1000万台の達成に3年かかたが(2006年7月の記事参照)、その後1年弱で2000万台を突破するなど、好調に推移している。この理由について同社では、ハイエンド3G端末の市場が日本で著しく発展したことと、メーカーやキャリアが同社のOSを導入したことで、開発から市場投入までの時間を短縮できたことを挙げている。
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