KDDI、「EZ助手席ナビ」に車の燃費管理を行なえる新機能などを追加
KDDIとナビタイムジャパンは、助手席向けカーナビゲーションサービス「EZ助手席ナビ」でナビゲーション機能の拡張を実施。マイカー管理などの新機能も追加する。
KDDIとナビタイムジャパンは5月24日、助手席向けカーナビゲーションサービス「EZ助手席ナビ」でナビゲーション機能の拡張を実施し、マイカー管理などの新機能を追加すると発表した。対応機種は「W11H」「W11K」「W21H」「W21K」「W32K」「W21S」「W21SA」を除くWIN端末。
ナビゲーション機能の拡張としては、目的地までに通過するガイドポイントを一目でチェックできる「ガイドモード」を新たに用意。高速道路走行時には自動でガイドモードへ切り替わり、通過する料金所の支払い料金やサービスエリア・パーキングエリアの施設情報などを表示するほか、10個先までのガイドポイントの渋滞、混雑、チェーン規制、通行止め情報を確認可能だ。
また、最新渋滞情報を取り込み自動的にリルート(ルート再探索)することで、常に最適なルートが案内され、これまで以上に効率的なドライブが楽しめるようになったという。このほか今回の機能拡張により、EZ助手席ナビ対応の要望が多かった「声de入力」も利用可能になった。
新機能には「ecoマネージャー」がある。ecoマネージャーは、給油量と走行距離を入力することで車の燃費管理やCO2排出量の計算ができ、それらをほかの車種や全国のユーザーと比較することができるというもの。免許や自動車保険の更新月、ブレーキオイルやタイヤなどの消耗品の交換時期も確認できるという。
また、給油したガソリンスタンドを評価・登録することで、ガソリン価格やブランド、営業時間、併用施設の有無などをEZ助手席ナビユーザー間で共有することができる機能も登場。この情報をもとに、携帯のGPS機能を用いて付近にある自分の希望に沿ったガソリンスタンドを検索可能になった。
拡張した機能や新機能は、EZ助手席ナビアプリをバージョンアップすることで利用できる。EZ助手席ナビアプリのバージョンアップは、「アプリキー」→「EZ助手席ナビ」→「メニュー」→「バージョンアップ確認」から行う。
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