「Wooo」の高画質化技術+連続ワンセグ視聴7時間──「W52H」
日立製作所製の「W52H」は、同社の薄型テレビ「Wooo」の技術を取り入れたワンセグケータイ。大容量バッテリーの搭載で、ワンセグの最大連続視聴時間を7時間に伸ばし、画質や録画機能にもこだわった。
日立製作所製の「W52H」は、回転2軸ボディにワンセグとデジタルラジオを搭載したWIN端末だ。ボディカラーはフレスコオレンジ、レリーフブラック、グレイズシルバーの3色を用意する。
端末は直線的ながら、持ちやすさを意識したデザインで、しなやかで張りのある曲線を取り入れた。フレスコオレンジはマット、レリーフブラックは立体パターン、グレイズシルバーはクリアといったように、本体カラーによって端末背面の質感を変えているのも大きな特徴だ。
メインディスプレイは日立製作所の薄型テレビ「Wooo」の技術を採用した約2.9インチワイドQVGA(400×240ピクセル)のIPS液晶。高画質処理エンジン「Picture Master for Mobile」を搭載し、ヒストグラム伸張型ガンマ補正、画面輝度対応イコライジング補正、彩度補正に加え、屋外での画質を向上する光センサー連動ガンマ補正といった高画質化機能を装備。また、視聴している番組に合わせて、「標準」「シネマ」「色鮮やか」の3種類から画質が選べるようになった。
新たに1100mAhの大容量バッテリーを採用したことで、W43Hでは4時間15分だったワンセグ連続視聴時間は約7時間を実現。新バッテリーの恩恵はワンセグだけに留まらず、音楽の連続再生時間も約28時間に伸び、連続待受時間は約450時間、連続通話時間は約330分を実現している。
録画予約に加え、録画中に着信やメール受信があっても、録画したまま通話やメールの返信が行えるバックグラウンド録画に対応。このほか、録画番組を音声付きの1.3倍速で再生する「音声付時短再生」や、ワンセグ視聴中に着信があった場合、通話終了後に自動でタイムシフト再生が始まる機能など、ワンセグを楽しむための機能が充実している。
音楽機能は着うた/着うたフルなどをサポートし、LISMO ビデオクリップにも対応。PCサイトビューアーやPCドキュメントビューアー、オープンアプリプレーヤーを搭載しており、高速赤外線通信が可能なIrSimpleも備える。
機種名 | W52H |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約50×106×22(最厚部約25ミリ)ミリ |
重さ | 約141グラム |
連続通話時間 | 約330分 |
連続待受時間 | 約450時間 |
カメラ | AF・手ブレ軽減付き有効207万画素CMOS |
外部メモリ | microSD(別売り) |
メインディスプレイ | 約2.9インチワイドQVGA(240×400ピクセル)IPS液晶 |
サブディスプレイ | 約1.1インチ(128×36ピクセル) |
ボディカラー | フレスコオレンジ、レリーフブラック、グレイズシルバー |
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