ニュース
輻輳や遅延なしに緊急情報を携帯に──携帯3キャリア、一斉同報配信基盤を開発
NTTドコモとKDDI、ソフトバンクモバイルは、気象庁が配信する緊急地震速報を携帯に一斉同報配信する配信基盤をそれぞれ開発すると発表。遅延の影響を受けずに災害情報を配信可能にする。
NTTドコモとKDDI、ソフトバンクモバイルは、気象庁が配信する緊急地震速報を携帯に一斉同報配信する配信基盤をそれぞれ開発すると発表した。
災害情報などをiモードやEメールなどによる配信システムで多数のユーザーに一斉配信する場合には、輻輳や遅延が起こる可能性があり、両社はこうした影響を受けることなく緊急情報を配信できるシステムの開発を目指す。なお、新たなシステムを使った緊急情報配信サービスを利用するには、同サービスに対応した端末が必要となる。
関連記事
- 能登半島地震当日、携帯通話が可能になるまでの時間は──サーベイリサーチセンター調べ
サーベイリサーチセンターが、能登半島地震に関するアンケート調査を実施。地震直後は携帯電話で通話が可能になるまで平均で52分かかり、つながるまでの時間はソフトバンクモバイルが最も短かった。 - 地震発生、そのとき電話は?――陸上自衛隊とNTTが共同訓練を実施
陸上自衛隊とNTT東日本、ドコモが、首都直下型地震を想定した共同実働訓練を実施した。陸上自衛隊の大型ヘリコプターがNTTグループの持つ災害対策機材を搬送、被災地で特設公衆電話を展開した。 - “混雑と戦う”携帯電話
年末年始。「おめでとうコール」による混雑に備え、対策を練り続ける男たちがいた。巨大ディスプレイの前で、災害などに立ち向かう現場を取材した。 - KDDIとナビタイム、携帯電話での災害時支援を開始
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.