写真で解説する「F904i」の進化点(2/2 ページ)
富士通初のワイドQVGA液晶を搭載した「F904i」。どんなシーンで3.1インチ240×432ピクセルのワイド画面が生きるのか、大画面を生かしたどんな機能が搭載されたのかをチェックした。
セキュリティ、簡易ライト、日本語入力──その他の進化ポイント
F904iではほかにも、細かい点で機能の向上が図られている。その1つにプライバシーモードの進化が挙げられる。
従来端末のプライバシーモードでは、例えば“Aさんからのメールを隠したい”と思った場合、“隠すメール専用”の受信フォルダを作成し、そこにAさんからのメールを振り分け、そのフォルダをプライバシー設定で隠すという手順が必要だった。これがF904iでは、電話帳から“Aさんをプライバシーモードに設定”することが可能になった。このように任意の相手をプライバシーモードに設定すると、その相手からの電話やメール、着信履歴、発信履歴などが表示されなくなる。
ただ、その相手から連絡があったときには、何らかの形で把握する手段が必要になる。F904iでは、待受画面のバッテリーアイコンを変化させることで、着信があったことが分かるようにした。
もう1つは、携帯電話のちょっとした便利機能としてニーズの高い「簡易ライト」機能を、サイドキーの操作で呼び出せるようにした点だ。側面の[プッシュトーク]キーを押すとサブディスプレイにメニューが表示され、側面の上下キーで「簡易ライト」を選んで[ミュージック]キーを押すと、背面のライトが点灯する。
側面の上キーと下キーには「ICカードロック設定/解除」「iモード問い合わせ」「マナーモード設定/解除」「簡易ライト」の中から任意の機能を割り当てることも可能だ。
日本語入力は、「あした」と入力すると予測候補に翌日の月日が表示されるようになるなど細かい改善が図られた。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
関連記事
- 「F904i」に関連する最新の記事はこちら
- 「富士通」に関連する最新の記事はこちら
- 「ワンセグ」に関連する最新の記事はこちら
- “ハートの溝”でボディは薄く、画面は大きく──「F904i」をハダカにする
従来のヨコモーションケータイに比べて、ボディは薄く、画面は大きくなった「F904i」。その秘密は“ハート型の溝”にある。スケルトンモデルで可動部の仕組みを紹介しよう。 - ワンセグ対応、大画面ヨコモーション──「F904i」、6月1日に発売
ディスプレイ部を傾けると、3.1インチのワイド画面でワンセグを視聴できる──。富士通のヨコモーション携帯が6月1日から店頭に並ぶ。 - 「F904i」のスペシャルモード、キーワードは“タワー”
キーワードを入力すると待受画面やメニューアイコンなどの隠しアイテムが登場する、富士通ケータイのスペシャルモード。「F904i」のキーワードは“タワー”だ。 - 3.1インチの大画面、ワンセグ対応のヨコモーション──「F904i」
ヨコモーションが、大画面のワンセグ対応に──。富士通の「F904i」は、3.1インチのIPS液晶を搭載したワンセグ対応機。指紋認証のセキュリティも強化された。 - 写真で解説する「F904i」
解像度240×432ピクセルの3.1インチワイド液晶を搭載したヨコモーション携帯「F904i」。大きなワイド画面でワンセグやフルブラウザ、オフィス文書を閲覧できる。 - 「F903i」「F903iX HIGH-SPEED」と、どこが違うのか──「F904i」
3.1インチのワイド液晶とワンセグを搭載した「F904i」。前モデルの「F903i」「F903iX HIGH-SPEED」と、どこが違うのか。F904iから搭載された背面液晶のイルミカラーもチェックした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.