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モトローラの「M702iS」「M702iG」、メール周りなどに不具合
ドコモのモトローラ製端末「M702iS」「M702iG」に不具合があることが分かった。ドコモは無線経由のソフトウェアアップデートで対応する。
NTTドコモは、同社のモトローラ製端末「M702iS」と「M702iG」に不具合があるとアナウンスした。対象となるのは2007年3月製造分までのM702iS(25万7000台)と2007年4月半ばまでの製造分のM702iG(9万3000台)で、M702iSのREDには改修済みのソフトが搭載されている。
当該端末は端末の電池パックを外すと現れるラベルに記載された製造年月日で確認でき、「2007-04」と記載されたものはソフトウェアアップデートを行う必要がある。
不具合はM702iSとM702iGに共通するものと、M702iGのみで発生するものとの2つがある。M702iGのみの不具合は、ソフトウェア更新時に、ソフトの書き換えが始まる前に電源がOFFになる場合があるというもの。この場合、電源をオンにすると書き換えが自動で再開する。
M702iSとM702iGに共通する不具合は、
- メールの「自動振り分け設定」で、受信メールの「アドレス確認」操作を行い、引き続き「自動振り分け設定」操作を行うとメールの自動受信ができなくなる
- 端末操作中のメール受信時に、「受信優先設定」を“ユーザー操作優先”に設定した場合、ディスプレイ節電中にメールを受信してもメール受信画面が表示されず着信音などが鳴らなくなる
- 受画面のスケジュール表示を「ON」に設定した状態で電源をオン/オフにしたあと、ディスプレイに「HELLOMOTO」と表示される前に端末を閉じ、待受画面が表示されてから端末を開くと、メールなどの文字入力時に「記号」の一覧が表示されなくなる
という3点。
ドコモは6月6日から、無線経由のソフトウェアアップデート機能を通じて改修済みのソフトウェアを配信することで不具合に対応する。
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