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暗所でもキーは見やすい? サブ液晶は使いやすい?──「W53T」:「W53T」の“ここ”が知りたい(1)(2/2 ページ)
2007年のau夏モデルとして、ベーシックな機能にワンセグを搭載する“華麗さ”を特徴とする東芝製のWIN端末が「W53T」。そのターゲットとなるユーザー層を反映し、携帯としての基本機能に関連する質問が多く届いた。
質問:回転2軸ボディだが、よく使う背面のサブディスプレイの機能はどう?
W53Tは回転2軸ボディながら普段の使用時も考慮し、背面にサブディスプレイを搭載する。39×86ピクセル表示対応の0.8インチと小型ではあるが、有機ELパネルの採用をしたため、視認性と視野角は良好。日付と時刻もさっとチェックできる。
表示は、上段に電波アイコン、マナーモードアイコン、バッテリー残量など、下段に待受中は日付と時刻が、着信中は相手の名前(か電話番号)が表示される。不在着信は時刻表示が上段に移動して、「着信あり」という通知が表示される。通知メッセージと時刻を同時に表示してくれるのも、携帯を時計がわりに利用する多くのユーザーに人に便利だと思う。
ただし少し気になったのは、その表示設定を行うためのメニュー項目がなく、表示のカスタマイズもできない……と思われるところ。今回は発売前の試用機で試したため、マニュアルもない状態だったで見落としがあった可能性もあるが、ほかのau端末では本来あるべきようなところにサブディスプレイ用設定項目がなく、そのほかもいろいろ探してみたが該当しそうな項目が見当たらなかった。例えば、サブディスプレイに着信相手を表示はしたくないというユーザーもいると思われるからである。
※今回の検証および確認はあくまでも開発段階の試作機によるものです。製品版では仕様が変わる可能性があることをご了承ください。
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